アベンジャーズ インフィニティ・ウォーを観てきたよ、全作品観ていない長男も楽しめた【映画】
長男と二人で見に行って来ました。インフィニティ・ウォー。
世界と比べると、日本ではあまり盛り上がっていないとか囁かれているマーベル・シネマティック・ユニバースですが、きっちり10年間、1作品も漏らさずに追いかけてきた私としては非常に感慨深いものがあります。
なにせ、アイアンマンとインクレディブル・ハルクからはじまったこの一大サーガ。
月日にして10年。作品にして17作の映画が、この18作目「インフィニティ・ウォー」によって一つに繋がっていったのですから。
最強のヴィラン「サノス」のキャラ付け
しかも、続き物の作品にありがちな、典型的な続編「2」としての役割以上のものを持たなかった「エイジ・オブ・ウルトロン」と比較すると「インフィニティ・ウォー」は野心的で実に挑戦的。
(あくまでサーガとしての役割の話であって、娯楽作品としてはエイジ〜は十二分に面白いですよ。)
ネタバレを避けるために触れませんが、クライマックスの衝撃はもちろんなんですが、個人的には最強の敵「サノス」にキャラ付けを行っていった事も、とても印象的でした。
「サノス」はただの傍若無人な暴れん坊というわけではなく、彼の目指すものは、歪んでいるけど彼なりの「正義」であり「大義」なんですよね。
自分の信じるもののを守るため、貫き通すための戦い。
正義 VS 正義という図式では「シビル・ウォー」で描かれていましたが、「インフィニティ・ウォー」はいわば、王道 VS 覇道といった所でしょうか。(もちろんサノスが覇道です。)
ヒーロー軍団を上手くまとめた構成力
また構成としても、増え続けてきたヒーロー達を上手くキャラを立てつつ、ストーリーを組み立てていったのもすごかったと思います。
一作目の「アベンジャーズ」で6人だけだったヒーローも、「エイジ・オブ・ウルトロン」で死んだクイックシルバーにチョイ役のサイドキックを含めて11人に増加。
そこから今回の「インフィニティ・ウォー」では、大所帯の「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の面々が加わった事で、一気に増加。なんと19人ものヒーローが登場したんですから。
その中で単体作品で主役を張ったのが実に7人。普通なら一作品にまとまるとは到底思えませんよね。それを形にできちゃうだけでも十二分に凄い事だと思います。
ホークアイとアントマンが登場しなかったは、残念だけど、それは流石に無理な注文かなって思いましたww
でも「アベンジャーズ4(仮題)」ではホークアイとアントマンは出てきてくれるんじゃないかって期待していますよ。
元々、アベンジャーズ3と4は、インフィニティ・ウォーの1と2として構想が練られていただけあって、今作のエンディングは続編を待てよ!という雰囲気満載。
次作も楽しみで仕方ありません。
全部観ていなくても楽しめる(はず)
ちなみに、うちの長男はマーベル・シネマティック・ユニバースは途中で挫折しています。たしか一作目のアベンジャーズ」までと「シビル・ウォー」くらいしか観ていないと思います。
でも十分楽しかったみたいで、ストーリー的にも全然問題なかったみたいです。
逆に「インフィニティ・ウォー」から「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」を観たくなったと言っているくらいです。
マーベル・シネマティック・ユニバースって、時系列になっているし、単体作品ごとに、それぞれ絡み合っているから、順に全て観ておいた方が楽しさは倍増するんだけど、途中欠けてても、実は全然問題なかったりするんですよね。
10年、18作品というスケールはあまり気にしないで、もっと軽い気持ちで「インフィニティ・ウォー」を多くの人に観てもらいたいです。
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